成形装置【タークスヘッド】

  タークスヘッドは、成形加工の心臓部で上下左右に配置された4個のロールから構成されています。

  IST タークスヘッド

 
 
無駆動式の異形成形ロールとなっておりますので、この装置には伸線機・圧延機・ドローベンチ等の引張装置が必要になります。

  特 長

●異形線の成形に適しています。
●スキンパスによる製品精度が良い。
●穴型ダイス引抜きと比較して、大幅に小さい引抜き力で成形できます。
●減摩材などのコーティングが不要です。
●ワークの組織を破壊することなく、大きい減面率が得られます。
●塑性加工による利点が得られます。(穴型ダイスに比べ、残留応力の減少、硬度の均一、耐触性と加工速度の向上が得られます)
●ワーク表面の光沢が得られます。
●穴型ダイスに比べ、ワーク処理重量が多くなります。(ランニングコストが低減できます)
●タークスヘッドは、コーナーエッヂがシャープに仕上ります。
●ダイスでできない異形状の加工が可能です。
●成形ロールの再研磨が可能です。